「ディズニークルーズに乗りたいけど、船酔いが心配で…」という声をよく耳にします。私も乗り物酔いしやすいので、その気持ち、よくわかります。このブログ記事では、過去にディズニークルーズで経験した船酔いから得た知識を活かし、船内で酔いにくい場所や効果的な対策をご紹介します。
乗り物酔いしやすい私がズバリお答えしましょう。ディズニークルーズで船酔い、します! ガーン!でも、「乗れない…」なんてまだ諦めないでください。実は、そんな私でもディズニークルーズにハマっているんです。「船酔いはしません!」とは言えませんが、しっかり対策をすることで、船酔いの不安を和らげることは可能です。
船酔いに負けることなく、ディズニークルーズを存分に楽しみましょう!
船酔いする要因は?

ディズニークルーズライン(DCL)での船酔いについてクルースタッフの方々に聞いた情報や私の経験を元に、船酔いが起こりやすい時期や場所、そしてその要因についてお伝えします。

船酔いの原因は天候?
やはり、天候が大きな要因の一つです!特に風が強い時や波が高い時は、船が大きく揺れやすくなるため、船酔いしやすくなります。残念ながら、天候の予想は難しいものです。フロリダ発の場合、8月から10月がハリケーンの影響を最も受けやすい時期です。
しかし、私の経験では意外なことに、この時期のフロリダからの乗船よりも、3月にテキサス州ガルベストンから乗船したメキシコ湾クルーズの方がはるかに揺れが激しかったんです。参考までにお伝えしておきます。
航路で決まる?ディズニークルーズの船酔い
ディズニークルースタッフさんによると、最も揺れる航路はタスマニア付近だそうです。揺れが激しく、レストランの棚からものが落ちそうになるほどだとか。かなりの揺れを覚悟しないといけないようですね。
他にもアラスカクルーズや北大西洋は揺れるなどの情報もあります。

え? キャプテンが船酔いの原因?
そうなんです。船も車と同じで、操縦する人によって船酔いのしやすさが変わるんです。以前乗った、マジックでは、スタッフの方が、「今回のキャプテンはちょっとねぇ〜」なんて話していて、不安にはなりましたが、大丈夫でした。
航路や日程をなるべく船酔いしにくいスケジュールを選んでも、さすがにキャプテンの名前までは旅程には書いていないので、選べないですね。(笑)ここは、運です!
ディズニークルーズでの船酔い対策
船酔いを完全に防ぐことはできませんが、適切な対策を取ることで症状を和らげることができます。事前に準備をすることで、心理的にも楽になりますよ。天候はコントロールできませんが、船の種類や客室の位置など、私たちにできる対策はたくさんあります。少しの工夫で、より安心してクルーズを楽しめるんです。

ディズニークルーズの船選び
まずは船の選び方です。船の大きさは船酔いに大きな影響を与えます。私は釣り船や一般的なホエールウォッチングで酔いすぎて、クルーズ旅行に恐怖を感じ、なかなか勇気が出ませんでした。しかし、クルーズ船は全く規模が違うんです!

ディズニークルーズで一番小さな船(マジック・ワンダー)でさえ、船内は11階建て、乗客定員は2,700名。まさに動くホテルですね。一番小さなマジックに乗船した時に大きいなぁとびっくりしましたが、更に大きい船が現在、就航しています。船は大きいほど揺れにくい=船酔いが和らぐと言われています
船酔いしやすい方は大型船を選んだ方が良いでしょう。

船室選び
次に、船のどの場所に滞在するのかも重要になります。船の中央部分で、低い階の方が揺れにくいと言われています。上の階の方が見晴らしも良いのですが、下の階より揺れます。また、船の前方や後方よりも、中央部分の方が揺れにくいのが特徴です。
ここで、乗り物しやすい方には朗報!船室は上に行くほど、料金も高くなります。なので、酔いにくい部屋は大体、料金は他の部屋と比べると料金が低くなります。

ダイニングローテーション時のベストテーブル選び
ディズニークルーズ予約時に夕食時のローテーションダイニングについては、テーブルをリクエストすることができます。*ローテーションダイニングについては こちらの記事 を参考にして下さい。
船室でも船酔いしにくいのは中央部分でしたが、各レストランも同じです。なるべく真ん中の方が揺れは感じにくくなります。以前、窓際で海を見ながら食事をできるからいいなと思っていましたが、外を見て、波が揺れているのを見るだけで、酔ってしまったことがあります。せっかくのオールインクルーシブの食事を楽しむためにも、テーブルの場所を選ぶことによって、船酔いが緩和されたらいですよね。更に、真ん中の方はディナーショーの時にはよく見れるので、お勧めです。
ディズニークルーズでは大人向けに追加料金で楽しめる特別なダイニングがありますが、これらが上層階です。予約する方それぞれの船のレストランの位置を確認しましょう。
船酔いに効く酔い止め薬とは?
ディズニークルーズでの船酔い対策として、私には酔い止め薬、特に ドラマミン が一番効果的でした。乗船1時間前にはドラマミンを飲み始めます。船にいる間は毎日飲んでいます。一度、飲むのを忘れたことがありましたが、やはりその時は揺れをかなり感じました。 ドラマミン(non-drowsy) は眠気を引き起こさないので、酔いを和らげつつ、眠くならずにクルーズ旅行を楽しむことができます!
ドラマミンはディズニークルーズ船内のゲストサービスやヘルスセンターで頂くこともできます。また、船内のギフトショップでも販売はされていますが、船内ですので、常に追加でストックできるとは限りません。薬用する場合は、事前に持っていく方が安心です。
また、下船した後も1日くらいは薬を飲んでいた方が効果的です。3泊くらいだと下船後はあまり揺れを感じませんが、7泊のクルーズに参加した時は下船後1日は体がまだ揺れているような感覚が続きました。
酔い止めパッチ&バンド
ディズニークルーズの船内で、手首の ツボ押しバンド や 酔い止めパッチ(耳の後ろ用) をしている人たちを沢山みかけます。私は、バンドはどうも効かないのですが、耳の裏はまだ試したことがありません。次回のクルーズでトライしてみて、またこちらで報告します!
自然由来の船酔い対策:青リンゴとレモンジンジャーティー
青リンゴと レモンジンジャーハーブティー はクルースタッフさんに聞いた船酔いに効く食べ物&飲み物です!私は聞いてからは、毎日飲んでいました。レモンジンジャーティーはプールデッキにあるソーダマシンやコーヒー(クルーズ料金込み)の近くに紅茶やその他、ハーブティーのティーバッグが置いてあります。そちらで自由に何回でも飲むことができます。
一度、夕飯時にサーバーさんにレモンジンジャーティーをお願いしたところ、レストランにはありませんでした。その日にたまたまなかったのか、常に用意がないのかはその時によって違ってくると思います。
ただ、さすがディズニークルーズのサーバーさん!次の日から毎日何も言わなくてもレモンジンジャーティーを私に出してくれたのです。
こういう瞬間に、ディズニークルーズってやっぱりいいなって感激します。
鍼灸師
あまり知られていないのですが、ディズニークルーズには鍼灸師がいます。クルーズ中に鍼灸をしてもらうこともできますし、酔い止め防止で耳に酔い止めシールを貼ってもらうことができます。鍼灸師さんはセンセススパにいています。

寄港地では外に出る
ディズニークルーズは殆どの航路で寄港地に寄るツアーが多いです。寄港地では船を降りなくてもいいのですが、降りた方が陸なので船酔いはもちろん緩和されます。船酔いしてしまった時でも寄港地に寄ることで精神的にもだいぶ楽になります。更に陸で歩くことで、更に船酔いは緩和されています。
ディズニークルーズ最終日は揺れる?!
過去の経験からですが、最終日は酔いやすくなります。翌朝までにポートに戻らなくてはいけないので、スピードもいつもより速く感じます。最終日こそ、最後にめいいっぱい楽しみたいところなのですが、私はいつもより休憩時間を多くしています。酔いやすい方は、逃したくない予約はなるべく、最終日以外でスケジュールをするのをお勧めします。
それでも、船酔いをしてしまったら?

寝る!
寝るに限ります!ディズニークルーズ旅行中はとにかく、遊ぶ、食べるの繰り返しですが、やはりいくら楽しくても遊びすぎると疲れます。常にエンターテイメントで溢れているので、ついつい寝不足になりがち。楽しくても寝不足や疲労がかなり船酔いに影響します。ちょっとでも疲れたり、体調不良の時は横になる、寝るのが一番効果的です。
私も船酔いしやすいタイプですが、実は船内の揺れたベッドで寝るのはとても心地よくて、すぐに眠りについてしまします。揺れが船酔いの原因なのに、揺れが心地良いなんて、矛盾しているようですが、これがまた不思議なところです。
ヘルスセンター
ディズニークルーズにも ヘルスセンター (保健室)があります。具合が悪くなってしまった時は、そちらで相談しましょう。
場所: 各船1階
船酔いしやすい方へのお勧めのツアーは?

船酔いが心配な場合はやはり、短いクルーズからトライするのが一番です。いきなり1週間のクルーズに行くよりも、3泊のクルーズであれば、「3泊だからなんとか行けるかな?」という軽い気持ちでいられます。
さらに、3泊のクルーズで、
・1日目: 乗船
・2日目: 寄港地
・3日目: 寄港地
・4日目: 下船
のようなスケジュールですと、毎日陸に降りることができるので、船にいる時間が少なくて済みます。この場合、日中はほぼ陸なので、船酔いの心配をするのは夕方から夜だけになります。先ずはこのようなクルーズ旅程で挑戦してみるのがお勧めです。徐々に慣れていけば、もっと長いクルーズにも参加できるようになると思います。
まとめ
個人的な経験からですが、船酔い対策で一番効果的なのはやはり酔い止め薬です。酔い止め薬、「ドラマミン」のお陰で、ディズニークルーズを楽しめています。その次は、船のサイズです。もちろん天候も大きく影響します。
船室選びも多少の影響はありますが、初めてのディズニークルーズでは、ほとんどの人が部屋にこもっていることは少なく、レストランやプール、さまざまなアクティビティに夢中になると思います。実際、私たち家族も部屋にいる時間は、寝る時や着替えのために戻る時くらいでした。
もちろん個人差はありますが、とにかく楽しいので、船酔いしたら勿体無い!という気持ちの方が大きかったです。現に、船酔いしますが、ディズニークルーズのリピーターになってしまいました。
これから、乗船する方へ少しでもお役に立てたら嬉しいです。その他、船酔いしやすい航路や対策がありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。
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